チーズ専門店のリックさん

ライター hiromi

 

「行ってみたよ♪チーズ専門店」ではチーズ専門店や農家チーズの魅力について紹介しました。しかしチーズに劣らぬ魅力を発揮していたのは店主のリックさん!

 

心をつかむキャラクター
「丁寧に受け答えをしたいから、お客さんの少ない時間帯にしてね」と、mooi-mooiの取材を快く引き受けてくれたリックさん。しかし、彼は“丁寧”どころか、天性のエンターテイナーだったのです!

飛びっきりの笑顔での受け答え、そしてカメラを向けられた瞬間、すぐにポーズをとってくれる。チーズが美しく見える角度や写真映えするチーズカッターの持ち方、そして自分の見せ方も熟知していて、取材が進むにつれリックさんのカッコよさがどんどんと増していくのです。チーズを紹介してもらう度に切れ端を試食させてくれて、気づけば両手がチーズの切れ端でいっぱいになっていました。

そんなリックさんが心から大切にしているのはお客さん。お店にお客さんが来た際には取材を直ちに一時停止し、接客に全力を注ぎます。リックさんの人柄があまりにも良すぎて、お客さんの少ない時間帯だったにもかかわらず、「いつものチーズを」と常連客の出入りは絶えませんでした。

 

洗練された技量
まるでチーズ界の王様のようなリックさん。そこには職への深い情熱と誇りがあります。

元は全く別のお仕事をしていたようですが、チーズ農家に婿入りしたことをきっかけにチーズ界へとシフト。根っからのチーズ好きだったこともあり、チーズに関するありとあらゆる知識を身につけ、今はビジネスパートナーのリセットさんと一緒に自身のお店を構えています。お客さんの要望に応えるべく、鉈のような巨大カッターで塊チーズを切り分けたり、ワックスを切り落としたり、形を整えたり(その傍らで、餌待ちの小鳥のようにチーズの切れ端を待つ私たち)。圧倒的な知識量と腕前に、ついつい見入ってしまう私たち。紙面で紹介したmooi-mooiイチオシのチーズ「Soete Hollander」を撮影する際にはワックスに包まれた真っさらなチーズを引っぱり出してきて、わざわざ写真のためにカットしてくれたんですよ!「丸ごとチーズを切るのにこんなにも技術が必要なのか!」と感心してしまいました。

実はこの日、コロナ禍の外出自粛期間を経て、約半年ぶりに生取材を行いました。フレンドリーで人徳のあるリックさんに導かれ、チーズ界にどっぷり浸かった後の帰り道。取材を通して素敵な方々と出逢える喜びを、改めて噛み締めるmooi-mooiスタッフ一同でした。

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